NEC、SAP Business Oneの短期間低コストでの導入パックを発表

NECは中堅・中小企業向けERPパッケージ「SAP Business One」の「業種別導入支援パック」のラインアップを強化したと発表した。

» 2008年03月22日 08時00分 公開
[ITmedia]

 NECは3月21日、SAPジャパンの中堅・中小企業向けERPパッケージ「SAP Business One」を短期間低コストで導入し、業種特有の業務手順や入力項目など各種機能をあらかじめ設定した「業種別導入支援パック」のラインアップを強化したと発表した。SAP Business Oneを搭載するサーバの運用管理を代行する「運用支援サービス」の提供を開始することも併せて明らかにした。

 具体的には、業界特有の管理項目が多く汎用化のニーズの高い建築/工事業、繊維業の2業種について新たに導入パックを製品化した。これまでは卸売業、食品製造業・加工業、紙製品加工業、プラスチック製造業、プラント建設業向けのものを提供していた。

 業種別導入支援パックを構成するのは、SAP Business One ライセンス(5ユーザー分)、業種対応テンプレート、PCサーバ(Express5800/120)1台、導入支援サービス。価格は建築/工事業パックが980万円から(税別)、繊維業パックは700万円から(税別)となっている。

 運用支援サービスは、堅牢なデータセンターを活用し、OS、サーバなど基幹業務に関するシステムの運用監視から、障害の問い合わせなどの対応、パッチの適用や各種機器の予防交換を行う。月額5万8000円(税別)となっている。今後3年間で100社への導入を目指す。

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