セキュリティ機器の設置から管理までを代行、NTT Comが新サービス

NTTコミュニケーションズは、UTM(統合脅威管理製品)のレンタルと保守・管理を代行する新サービスを始める。

» 2008年03月27日 18時21分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは3月27日、UTM(統合脅威管理製品)のレンタルと保守・管理を代行する「グローバルUTMマネジメントサービス」を発表した。4月1日に開始する。

 新サービスは、同社のIP VPNサービス「Arcstar IP-VPN」を利用する企業にUTM機器(Fortinet「FortiGate」シリーズまたはIBM「Proventia」シリーズ)をレンタルで設置し、セキュリティポリシーの策定や管理、機器の保守・メンテナンスなどを提供する。国内外の拠点に導入でき、海外でのシステム構築や保守業務などは同社の現地法人が対応する。

 同社ではセキュリティオペレーションセンター(SOC)とUTMベンダー、外部のセキュリティ専門研究センターと連携し、24時間のサポート体制を用意。例えば、危険なセキュリティイベントが検知された際に、SOCから企業のシステム管理者に危険レベルや内容を即時に通知する。さらに24時間対応でイベントの解析と対策の提案、早期復旧を支援するという。

 利用料は1拠点当たり15万円から。サービス提供地域は、英国、フランス、ドイツ、オランダ、韓国、中国、香港、台湾、ベトナム、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、インド、オーストラリア、米国、ブラジル、日本。提供エリアは順次拡大する予定。

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