スパイウェア製品のホームページに不正コードが仕掛けられ、他人のrootkitインストールに利用されていた。
スパイウェア製品のホームページがハッキングされ、他人のrootkitインストールに利用されているのが見つかった。「究極の皮肉」としてセキュリティ企業のExploit Prevention Labsがブログで伝えている。
それによると、問題のサイトで宣伝している製品は、配偶者や子供、同僚などのコンピュータをこっそり盗み見する類のスパイウェア。そのホームページにjavascriptが隠され、ユーザーを別のサイトに誘導してrootkitをインストールする仕掛けになっていた。
Exploit Prevention Labsではサイト管理者に通報しようとしたが、「contact me」のページは機能していなかったという。
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