スパイウェア宣伝サイトで他人のマルウェアに感染

スパイウェア製品のホームページに不正コードが仕掛けられ、他人のrootkitインストールに利用されていた。

» 2008年04月01日 08時34分 公開
[ITmedia]

 スパイウェア製品のホームページがハッキングされ、他人のrootkitインストールに利用されているのが見つかった。「究極の皮肉」としてセキュリティ企業のExploit Prevention Labsがブログで伝えている。

 それによると、問題のサイトで宣伝している製品は、配偶者や子供、同僚などのコンピュータをこっそり盗み見する類のスパイウェア。そのホームページにjavascriptが隠され、ユーザーを別のサイトに誘導してrootkitをインストールする仕掛けになっていた。

 Exploit Prevention Labsではサイト管理者に通報しようとしたが、「contact me」のページは機能していなかったという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ