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オタク女子はどこへ消えた? (1/3)

ある大学教授の話では、同氏の受け持つコンピュータ科学専攻のクラスには、女子学生がたった1人しかいないらしい。2000年には4割が女性だったにもかかわらずだ。いったい何が起こっているのだろう。専門家に事情を聞いてみた。


eWEEK

 National Center for Women & Information Technologyによれば、米国では専門職に就く労働者全体の51%を女性が占めているが、IT労働者における同割合はわずか26%にとどまっているという。そのうえ、2008年の女性IT労働従事者は2000年より少なくなるそうだ。

 実際には、仕事を始める年齢に達するずっと前から、女性は技術界から離れてしまう。コンピュータ科学学士号を授与された女性の割合は、1983年の36%から、2006年には21%まで落ち込んだ。

 ニューヨーク州ガーデンシティにあるアデルフィ大学で、数学およびコンピュータ科学学部教授を務めているステファン・ブロック博士は、2001年以降、コンピュータ科学専攻の入学者が「ガタ落ち」しているとeWEEKに語った。

 「昨年あたりから入学者数はやや回復してきたように思えるが、こうした分野が学生に避けられ始めた当時、特にその傾向が強く見られたのが女子だった」(ブロック氏)

 2000年の秋、ブロック氏はコンピュータ科学専攻の必須科目であるプログラミング講座を教えていた。そのころは、コンピュータ科学を専攻している学生の40%が女性だったという。ところが今では、同専攻の女子学生は1人だけになってしまった。

 「数学を専攻する学生は非常に多い。クラスには女子がたくさんいるし、彼女らの成績は優秀だ。コンピュータ科学を選んでも、きっと力を発揮できただろう。どういった点で選択肢が分かれていくのか、わたしにはよくわからない」(ブロック氏)

 女性がコンピュータを学ぶことに興味を失う背景と理由に頭を悩ませているのは、コンピュータ科学学部の教授ばかりではない。企業の経営者もまた、人口の50%が欠け落ちた中で、どうやって人材を確保すればよいのかと困惑している。

 大学へ進学するはるか前から女性がテクノロジーに目を向けなくなる背景と理由についてはいくつかの説があるが、最もよく耳にするのが、コンピュータ科学およびIT分野のアピールがおそろしく下手だというものだ。

 多くの学生が、というよりも正確には彼らの両親が技術関連職に抱いているイメージは、日がな一日コンピュータの前に座り続けるだけで非常につまらない、外注業者に仕事を奪われやすいため安定性に欠けるといったところだろう。

 「コンピュータ科学を専攻してプログラマになると、1日12時間パーテーションの中にこもり、だれとも交流せずに入力作業を続けるはめになるという認識が広まってしまった」(ブロック氏)

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