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» 2008年04月15日 08時00分 UPDATE

国内主要SI事業者6社、「非機能要求グレード検討会」を発足

国内主要SI事業者6社は、「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会」を発足させたと発表した。

[ITmedia]

 NTTデータ、富士通、日本電気、日立製作所、三菱電機インフォメーションシステムズ、沖電気工業のシステムインテグレーター6社は4月14日、ユーザーのシステム開発において非機能要求の見える化と確認方法を共同検討するために「システム基盤の発注者要求を見える化する非機能要求グレード検討会(略称:非機能要求グレード検討会)」を発足させたと発表した。

 非機能要求とは、ユーザーの業務をシステム化する際に、その実現レベルに大きく影響する情報システムの応答速度などの性能や障害時の耐性など、システムの機能要求と比較すると従来は表しにくかったシステムの強度や品質を示すもの。

 この非機能要求は、ユーザーと開発ベンダーの間で共通認識されにくく、双方の認識の違いが大規模な手戻りや厳しいスケジュールでの開発、運用を誘発し、結果として社会的リスクや業務遂行リスクとなり得るトラブルの原因となっている。

 検討会では、これまで企業ごとやプロジェクトごとに行われていた情報システムの非機能要求の見える化と確認方法について、ユーザーと開発ベンダーの両者で共通の認識を持てるようにする方法を検討し、IT業界ならびにユーザー企業まで広く利用されることを目指すという。

 検討会では、各社の持つシステムの非機能要求の事例や知見を持ち寄る。効果的な表現方法の検討から順次着手し、1年後の2009年4月をめどに標準案を策定してホームページなどで公開し、その後、ほかの関連団体への働きかけや出版などの手段を中心に普及させ、2009年9月末をもって活動を終了する予定だ。

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見える化 | 富士通 | 日立製作所


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