住商情報、サーバのセキュリティパッチを仮想適用するエミュレータ発売

住商情報システムは、米Blue Lane製のセキュリティパッチエミュレータを発売した。

» 2008年04月15日 13時04分 公開
[ITmedia]

 住商情報システムは4月15日、米Blue Lane Technologies製のサーバ向けセキュリティパッチエミュレータ「ServerShield Gateway」を発売した。

 同製品は、セキュリティパッチの適用対象となるサーバの手前に設置して、サーバの脆弱性を保護する。ServerShieldがネットワーク上のパケットを監視し、サーバやデータベースの脆弱性に関わる不正アクセスを遮断する仕組みで、セキュリティパッチを「仮想的」に当てるような利用イメージになる。

 これにより、パッチ適用に伴うサーバの設定変更や停止を回避でき、通常運用の状態でサーバを保護できるようになるという。

 価格は、保護対象サーバが10台までの専用アプライアンス「G250-010」が154万9000円、ゲートウェイ機器にインストールして利用する「ServerShield Local Manager」が102万4000円。初年度に300セットの販売を見込む。また、価格が半額になるキャンペーンを6月末まで実施する。

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