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» 2008年04月21日 19時08分 UPDATE

チェック・ポイント、ハードウェアセキュリティの展開強化

大規模ネットワーク向けのハイパフォーマンス製品および中小規模向けのUTM製品のラインアップを拡充した。

[國谷武史,ITmedia]

 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは4月21日、アプライアンス製品に関する記者説明会を都内で開催した。ハードウェア事業を、従来のソフトウェアライセンスおよびシステムパートナーとの協業に続く成長分野に位置付ける。

 説明会の冒頭、杉山隆弘社長は2007年度の業績概要を説明。売上高は2006年度比27%増の7億3090万ドルとなった。杉山氏は、「安定成長が続いている。一般的な企業ではサポートやサービスが収益源となるケースが多いが、われわれは製品販売がウェイトを占め、昨年発表した中堅向けUTM(統合脅威管理)製品のUTM-1が好調に推移している」と述べた。

cpstpw101.jpg 「Power-1」を紹介する杉山氏

 同社事業は、これまでライセンス販売やNokia、米Crossbeamなどのパートナーとの協業、IBMやHPなどサーバベンダーへのソフトウェア供給が主力だったという。杉山氏は、「これまでの展開に加え、アプライアンス事業を強化する。導入および運用の負荷を軽減し、価格対性能比で他社製品との差別化を図る」と話した。

 説明会に先立ち、同社は4月16日に大規模ネットワーク向けのセキュリティアプライアンス「Power-1」シリーズと、UTM製品「UTM-1」シリーズの拡充を発表。Power-1では、ファイアウォールでのスループットが最大14Gbpsの「9070」や同9Gbpsの「5070」の2製品を6月1日から国内で出荷する。UTM-1では、価格が85万円以下でファイアウォールのスループットが400Mps〜4Gbpsの「270」「570」「3070」の3製品を追加した。

 セキュリティ・コンサルティング本部長の卯城大士氏によれば、Power-1では同程度のパフォーマンスを持つ他社製品と比べて、半分以下の価格で提供できるという。

cpstpw102.jpg 各技術を利用した場合のアクセラレーションの変化

 卯城氏は技術的特徴についても解説。パケット解析処理を高速化する「SecureXL」や、マルチコアCPUに効率的な処理の割り当てをする「CoreXL」、冗長化構成を実現する「ClusterXL」などの独自技術が、「パフォーマンスと高度なセキュリティの両立を実現している」と述べた。

 同社ではユーザーサポートも強化する。具体的には、故障時における交換用機器の即日発送と翌営業日着、4時間のオンサイト対応など、サービス内容を拡充する。

 新製品の出荷および新しいサポートサービスは6月1日から始めるとしている。

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