約80の金融機関でWebサイトが安全かどうかを簡単に確認できるようになった。
日本ベリサインは4月22日、NTTデータが金融機関向けに提供するインターネットバンキングサービス「ANSER-WEB」に、EV SSL証明書を採用したと発表した。
NTTデータは、日本ベリサインのEV SSL証明書「ベリサイン グローバル・サーバID EV」を採用したことで、ANSER-WEBを利用している約80の金融機関について、Webサイトの安全性を証明できるようになった。
EV SSL証明書は、訪問したWebサイトが正規のものである場合、アドレスバーが緑色に変わるサービス。ユーザーはWebサイトが安全かどうかを視覚的に判断できる。
フィッシングサイトなどの増加に伴い、都市銀行や地方銀行などでEV SSL証明書の採用は増えている。国内では、2007年6月にソニー銀行が初めて日本ベリサインの同証明書を採用している。
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