インタビュー
» 2008年04月24日 08時00分 UPDATE

テクノロジーが伝える伝統:「明治神宮2.0」を目指して (1/2)

明治神宮では、サイトを通じた情報発信を強化しているという。そこには、一般企業とは異なる「神社の代名詞」としてのさまざまな思いがあるようだ。

[石森将文,ITmedia]

 原宿、表参道といえば、同潤会青山アパート跡地に建設された表参道ヒルズに代表されるように、「おシャレな町」「ショッピングの町」として若い世代になじみが深い。

 しかし同時に、表参道駅が1972年まで「神宮前駅」という名称だったことからも分かるとおり、明治天皇および昭憲皇太后を御祭神とする「明治神宮」の玄関口でもある。

 明治神宮は代々木から原宿にそった広大な緑地をその境内とし、内苑には本殿に加え、明治天皇愛用の品などが展示される「宝物殿」や綜合武道場として四科二講座を設ける至誠館(原則として、小学生以上の男女であれば入門可能)といった施設が存在する。例年、初詣においては3カ日で約300万人にものぼる人々が参拝する、国内最大級の神社だ。

 明治神宮では、ここにきてWebの活用に力を入れ、自社(という表現が正確かどうかは定かでないが……)サイトを通じた情報発信を強化しているという。明治神宮 総務部 広報調査課の福徳美樹氏および伊藤龍馬氏に、その取り組みについて話を聞いた。


ITmedia Webを通じた情報発信に注力を始めたきっかけは。

福徳 もともと明治神宮のサイトは存在していました。しかしあまり更新はしておらず、わたし自身使いづらいところがありました。

伊藤 実際、平成9年(1997年)に開設してから平成17年(2005年)まで、ほぼサイトは未更新という状態でした(苦笑)。

福徳 平成17年(2005年)の夏、「これは何とかしなければ……」ということで、社内でウェブサイトの検討会を開いて基本方針を固め、実質的な作りこみは伊藤が行ったのです。

伊藤 自分なりに努力し、サイト自体も「キレイになった」「見やすくなった」という評価はいただけました。とはいえ、使用画像のイメージファイルがローカルに置かれたままだったりと、未成熟な部分もありました。そこで平成18年(2006年)に、改めてサイトをリニューアルする取り組みを開始しました。

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