Solarisのプラグインとしてバンドル配布されているFlash Playerの脆弱性に対処した。
米Sun Microsystemsは6月2日、Solaris版Flash Playerの脆弱性修正パッチを盛り込んだセキュリティアップデートを公開した。
Sunのアラートによると、Solarisのプラグインとしてバンドル配布されているFlash Playerに複数の脆弱性が存在し、権限のないユーザーが悪質なSWFファイルを使って任意のコードを実行することが可能になる。
影響を受けるのは、SPARC/x86版ともパッチ125332-03を適用していないSolaris 10と、ビルドsnv_88およびそれ以前のビルドをベースとしたOpenSolaris。なお、Solaris 8と9は影響を受けない。
これら脆弱性については、Adobe Systemsが4月8日にセキュリティ情報を公開し、WindowsやMac OS Xなど各プラットフォーム向けのFlash Player更新版で問題を修正している。この脆弱性を突いたとみられる攻撃が多発しているとの情報もある。
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