コラム
» 2008年06月04日 09時07分 UPDATE

職場活性化術講座:「あんたに言われたくない」――信頼関係欠如のコミュニケーション (1/2)

自分の得意な手段でしかコミュニケーションしようとしない、これが職場の活性化を妨げる原因の1つだ。相手がどんな手段でのコミュニケーションを望んでいるかを考えてみよう。

[徳岡晃一郎,ITmedia]

言葉だけではないコミュニケーションツール

 みなさん、こんにちは。

 私がこの講座を担当する徳岡と申します。みなさん、日ごろ職場で奮闘されていると思いますが、どうも部下との間がしっくり行かない、上司との距離感が分からない、チームの一体感が出ないなど、職場をもっと活性化させたいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この講座では、そんなマネジャーの皆さんに、少しでも、職場を明るくし、自分もハッピーになれるようにするための秘伝をお伝えしようと思います。

 私はフライシュマン・ヒラードという世界最大手の米国系コミュニケーション・コンサルティング会社に所属して、日々さまざまなコミュニケーション上のアドバイスを行っている身なので、そんなコンサルティングの現場でのできごとを踏まえ、皆さんの役に立つようなテーマを選び、これからいろいろとお話してみようと思います。どうぞよろしくお願いします。

 さて、今回は第1回ということもあり、コミュニケーションとは何ぞや、ということについて考えてみましょう。

ちなみに、まず最初に辞書(三省堂「大辞林 第二版」)で確認してみると次のように出ています。

 「人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う」

 言葉だけではなく、身振り手振りなども含めて、自分の意志や気持ち、考えを伝えようとするプロセス・行為という側面を表していますね。

 ここから、コミュニケーションをうまく運ぶためのスキルという側面が出てきます。話し方、プレゼンテーション、コーチング、ファシリテーション、ディベートなどのスキルアップが課題になります。

 また、プロセスをうまく運ぶためのカンやコツ、ツールなどもあります。壁を作らない親しみやすさ、最近流行しているKYという言葉に代表されるような空気や場、相手の気持ちを読むこと、間合いの取り方などの関係性の円滑化は、人によって鈍感な人とうまい人がいます。一方的に喋るばかりではなく傾聴ができることも大切なコツですね。相手の出方を読むためのコミュニケーションツールも多々あります。コミュニケーション・スタイル分析もありますし、ボディ・ランゲージも大切なツールです。やはり言葉だけではなくて、全体の雰囲気から察することが多いものなのです。

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