合わせた手のひらに映像を表示 NTTアイティが「てのりぽっぷ」映像演出や展示に

NTTアイティは手のひらに映像を表示するシステム「tenoripop(てのりぽっぷ)」を発売する。映像演出や美術館の展示に活用できるという。

» 2008年06月09日 18時35分 公開
[ITmedia]
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 NTTアイティは6月9日、デジタル技術を使い、映像や情報を手のひらに表示する「tenoripop(てのりぽっぷ)」を6月10日に発売すると発表した。

 tenoripopは、キャラクターや文字などの映像を手のひらに表示できる映像表示システム。天井部に取り付けたカメラが撮影した画像から肌色の部分を抽出し、身体との位置関係や大きさなどから手のひらを特定する。プロジェクタから映像を投影して、手のひらに映像を投影する。

 手のひらを移動させると映像も合わせて移動する。映像を投影した複数の手のひらを合わせると、別の映像を表示する機能も持っており、体験者側で映像を操作することもできる。最大7名の手のひらに映像を表示させられる。

 イベントにおける映像演出、美術館や博物館での体験展示といった用途が見込まれる。

 価格はハードウェア、ソフトウェア、設定工事を含めて500万円から。システムを3日貸し出すレンタルサービスの価格は85万円から。年間で100システムの販売を目指す。

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