CRMの新潮流

ドコモの携帯からオラクルのCRMが利用可能にauとソフトバンクにも対応予定

OracleのCRMサービス「Oracle CRM On Demand」をNTTドコモの携帯電話から利用できるサービスを、TDCソフトウェアエンジニアリングが7月に提供する。

» 2008年06月26日 11時08分 公開
[ITmedia]

 TDCソフトウェアエンジニアリングは6月26日、OracleのSaaS(サービスとしてのソフトウェア)型CRM(顧客関係管理)サービス「Oracle CRM On Demand」を携帯電話で利用できるサービスの提供を7月上旬に開始すると発表した。

 サービスの名称は「Mobile PIM for CRM On Demand」。携帯電話からCRMのデータの参照や編集、新規データの登録ができる。携帯電話とサーバ間のデータをリアルタイムに同期できるほか、再利用の可能性の高い情報を携帯電話に保存しておくことも可能。

 不正ログインが連続した場合は、携帯電話のキャッシュデータを自動で消去する。携帯電話を紛失した時は、その携帯電話からCRMへのアクセスを停止するといった操作もできる。

 サービス開始時は、NTTドコモの携帯電話「FOMA903i/FOMA703i」シリーズ以上の機種でCRMを利用できる。auとソフトバンクの携帯電話には、年内に対応する予定。

 価格は1ユーザー当たり2100円。6カ月の契約からで、最小購入ライセンスは5ユーザー以上。サービスの利用には、「Oracle CRM On Demand Release15」(1ユーザー当たり月額8750円)と初期登録料1万500円が別途必要となる。

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