就職活動の情報源、ホームページの利用率が過去最高に

2008年度の新入社員を対象にした調査結果より、就職活動中に企業のホームページを情報源として活用する割合が過去最高となったことが分かった。

» 2008年06月30日 18時47分 公開
[ITmedia]

 社会経済生産性本部と日本経済青年協議会は、2008年度入社の新入社員を対象にした「働くことの意識」調査の結果を発表した。調査結果から、就職活動の情報源として企業ホームページの利用率が過去最高となったことが分かった。

 就職先を選択する際に利用した情報源として、最も回答の多かったものは「企業ホームページ」(85.7%)であった。昭和44年から続くこの調査の結果全体で、企業ホームページの利用率が過去最高となった。インターネット関連の情報源としては「インターネットの就職関連サイト」(80.6%)も3位と上位に食い込んだ。昨年1位であった「会社説明会」(83.3%)は2位、「企業が用意した採用案内パンフレット」(77.3%)、「学校への求人」(53.6%)、「民間情報会社が発行する就職情報誌など」(46.6%)、「一般書籍(会社四季報や企業研究など)」(37.4%)が続く。

 調査対象者の中で、4年制大学卒の新入社員は、企業ホームページを利用したとの回答が93.6%、就職関連サイトは96.4%と、9割を超える高い率で就職活動にインターネットを利用していることが分かった。

 2008年度新社会人研修村に参加した新入社員3833人が回答。回答者の最終学歴は4年制大学(58.7%)、普通高等学校(11.3%)、大学院(9.4%)、専修・専門学校(8.0%)、短期大学(4.3%)、職業高等学校(3.2%)、工業専門学校(2.4%)、各種学校(0.9%)。調査期間は3月5日から4月30日。

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