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今日から使えるITトリビア:Googleはスペルミスから生まれた――IT企業の社名あれこれ (1/2)

見慣れてしまったYahoo!やGoogle、IBMなどの社名だが、その由来をご存知だろうか?


多いのは「創業者名と創業地名」

 社名の付け方でポピュラーなのは、創業者の名前を採用するというもの。世界的なIT企業でいえば、まずヒューレット・パッカード。1939年に同社を創業したウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードの名前が社名の由来になっている。大手PCメーカーのデルも同様で、1984年に創業したマイケル・デル会長の名前がそのまま社名になっている。

 日本でも創業者の名前に由来する企業は多いが、大手IT企業の中にもいくつかある。最も有名なのは、松下幸之助が創業した松下電器産業だが、同社は2008年10月にコーポレートブランドの「パナソニック」に社名を変更する予定だ。ほかには、沖牙太郎が創業した沖電気工業、樫尾忠雄が創業したカシオ計算機などが創業者に由来する社名として挙げられる。

 創業者の名前と同じく、社名の由来として多いのが創業地の名前。シスコシステムズの「シスコ」はサンフランシスコから採ったものであり、アドビシステムズの「アドビ」は、創業メンバーの自宅裏を流れる川の名前だ。日本では、茨城県日立市で創業した日立製作所が有名だが、「日立」という地名はそもそも、葵の印籠でお馴染みの水戸黄門(徳川光圀)が名付けたものだという。部分的に地名が残る社名としては、東京芝浦電気から社名変更した東芝、京都セラミックから社名変更した京セラなどがある。

 キーワードの頭文字を並べる形で省略し、社名とする企業も多いが、その代表と言えるのが、アイ・ビー・エムだろう。この社名は、創立者のトーマス・J・ワトソン・シニアが名付けたInternational Business Machinesの頭文字を並べたものだ。

oracle.gif Oracleの中国語表記は甲骨文

 事業領域を社名に採用した企業としては、マイクロソフトやインテルが挙げられる。ビル・ゲイツとポール・アレンが創業したマイクロソフトは、マイクロコンピュータのソフトウェアを作る企業という意味から名付けられた。一方のインテルは、インテグレイテッド・エレクトロニクスを略したもの。ただし、当初は創業者のゴードン・ムーア名誉会長とロバート・ノイスの名前から、ムーア・ノイスという社名にしようと考えていたという噂もある。

 サン・マイクロシステムズのSunは、Stanford University Networkの略。創業メンバーの1人、アンディ・ベクトルシャイムがスタンフォード大学のネットワーク用ワークステーションを自作したことに由来する。預言や神託を意味する英単語と同じ綴りのオラクルは、創業者のラリー・エリソンが開発に携わったCIA向けのデータベース「Oak Ridge Automatic Computer and Logical Engine」の頭文字から採ったものだと言われている。ちなみに同社の中国語表記は「甲骨文」。歴史の授業で習った通り、動物の骨や甲羅に記されたお告げを意味し、まさに神託、オラクルとなる。

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