IPA、情報セキュリティのためのe-ラーニング教材を公開開発者や教員向けに

企業のセキュリティ担当者や教員向けの内容となっている。

» 2008年07月23日 13時14分 公開
[ITmedia]

 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターは、企業のセキュリティ担当者や学生、教員などを対象とした2種類のe-ラーニング教材をWebで公開した。

 公開した教材は「ITセキュリティ評価・認証」と「暗号化技術」の2種類。各分野の役割や仕組みなどの基本要素の習得を目的にした入門的な内容で構成されている。セキュリティシステム担当者の自己学習や教育機関での利用に適しているという。

 ITセキュリティ評価・認証の教材では、開発業務の管理者と実担当者、調達仕様作成業務の管理者と実担当者、教員の5つのコースを用意した。学習者は、各業務におけるセキュリティ要件の理解度、「認証済み製品」が持つ意味、評価プロセスなどを学べる。

 暗号化技術では、開発者、調達仕様作成担当者、教員向けに、暗号化の技術理解や運用上での知識などが習得できる内容で、単元ごとに理解度の確認テストやコース全体の理解度を確認する修了テストも準備している。

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