ネットワークを常時監視して異常なトラフィックを検知し、ネットワークの運用管理者に通知する機能を持つ。
NTTコミュニケーションズは8月4日、IPネットワークにおけるトラフィックの収集や解析、DDoS攻撃(分散型サービス妨害攻撃)などを検知する「トラフィック解析ツール」を発売した。
同ツールは、ネットワークを常時監視して異常なトラフィックを検知し、ネットワークの運用管理者に異常を通知する機能を持つ。異常なトラフィックの特性をしきい値として表示するため、DDoS攻撃の詳細な解析や定量的な把握が可能となる。
ネットワークの異常やそれに対する防御の状況は、ユーザー専用のポータルサイト経由で確認できる。異常なトラフィックをIPアドレスやポート番号から解析して、CSV形式でリポートを出力する機能も搭載している。管理者ごとの権限の付与やアクセスログの管理など基本的な管理機能も備えており、100台のルータを同時に監視できる。
価格は専用のハードウェアとソフトウェアを含んで1400万円(税別)。3年間で十数台の販売を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.