NTTドコモ、デジタルペンの入力情報をサーバへ転送する新サービス

デジタルペンで手書き入力したデータをFOMA網経由で業務サーバなどへ転送するASPサービスを開始する。

» 2008年08月21日 18時44分 公開
[ITmedia]
デジタルペン

 NTTドコモは8月21日、デジタルペンで入力した情報をサーバへ転送するASPサービス「MobilePenサービス」を9月1日に開始すると発表した。屋外などで手書き入力した業務報告などのデータをリアルタイムに転送できるという。

 同サービスは、Bluetoothに対応したデジタルペンで専用紙に情報を記入すると、まずBluetooth経由でデジタルデータとして携帯電話に転送する。さらに携帯電話からFOMA網を経由して企業内のサーバに転送する仕組み。転送した内容は、PCなどで確認できるようになっている。

 想定される利用シーンは、顧客へのアンケート依頼や紙による商品・サービスの申し込み、保守業務の作業報告書など多岐にわたる。これにより、紙に記入された情報をデジタル化して迅速に処理する、紙の郵送やFAX送信などの手間を解消するといった効果が見込まれるという。

サービスイメージ

 費用は応相談で、初期登録料やデジタルペンの購入費用、月額のサービス利用料金がかかる。デジタルペンのデータを転送できる機種は、P903iとP904i、P905i、P906iとなっている。

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