NTTデータら3社、Java開発でのソースコード診断サービスを共同開発

NTTデータ先端技術、NTTデータ、テクマトリックスの3社は、ツールと有識者の目視によるJavaソースコードの診断サービスを提供することを明らかにした。

» 2008年08月27日 17時02分 公開
[ITmedia]

 NTTデータ先端技術、NTTデータ、テクマトリックスの3社は8月27日、Javaアプリケーション開発を支援するために3社で共同開発した「ソースコード診断」を、NTTデータ先端技術の「Javaアプリケーション開発支援総合サービス」の1つとして提供することを明らかにした。サービスの提供は9月から。

 大規模なJavaアプリケーション開発の現場では、開発者個人のコーディングスタイルの癖やムラを吸収するために、コーディング規約をあらかじめ定めておくのが通例だが、これだけでは十分でなく、Java有識者によるソースコードレビューを併せて実施するケースが多い。

 NTTデータのJavaアプリケーション開発プロジェクトでも、テクマトリックスの提供するParasoft社製Java自動テストツール「Parasoft Jtest」(Jtest)によるソースコードチェックと、NTTデータ先端技術のJava有識者によるソースコードレビューのダブルチェック体制を敷いてきたが、こうしたノウハウを体系化し、Javaアプリケーションプログラムのソースコードチェックを代行するのが今回の発表となる。

 サービスプランは2つ用意され、1つはJtestの自動静的解析機能をベースに、NTTデータならびにNTTデータ先端技術が数百件の診断経験から蓄積された診断ノウハウを用いてソースコードを診断、問題点や対応方針、修正例を示した診断リポートを提供するというもの。もう1つは、上記プランにJava有識者による目視確認を加え、ツールによる解析結果を精査するもの。前者は通常3営業日以内にリポートを提供するとしている。

 価格は、100Kステップ程度のソースコード規模の場合で32万円から(有識者目視チェックを加えると45万円から)。

関連キーワード

Java | NTTデータ | 診断 | ソースコード | テスト


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ