HDE、フィッシングメールに対抗する電子メール用署名ソフトを発売

HDEは送信メールに電子署名を付加する「HDE Secure Mail 3 for S/MIME」を発売した。送信者の身元を証明するという。

» 2008年09月03日 17時28分 公開
[ITmedia]

 HDEは9月3日、送信メールに電子署名を付加するソフトウェア「HDE Secure Mail 3 for S/MIME」を発売した。第三者による、なりすまし被害に対抗するという。

 同製品は、送信する電子メールへ自動的にS/MIME形式の電子署名を付与する。受信者側はメールクライアントソフトウェアで電子署名を確認でき、正しい送信者から送られてきたものであるかが分かるという。送信する際に電子メールを暗号化する機能も搭載する。これにより、送信者は身元を証明でき、受信者は企業や製品、サービスの名称をかたったフィッシング詐欺メールと本来の電子メールを区別できるようになる。

サービスイメージ

 価格は210万円から。電子署名を確認できるメールソフトは、Microsoft Outlook、Outlook Express、Exchange、Windows Mail、IBM Lotus Notes/Domino、Thunderbird、Becky!などとなっている。

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