NECは、異なるWebサービスを1つのIDで利用できる「OpenID」対応の個人認証基盤ソフト「NC7000-3A-OI」を発売した。
NECは9月29日、個人認証基盤ソフトウェアの新製品「NC7000-3A-OI」を発売した。異なるWebサービスを1つのIDで利用できるようにした「OpenID」規格に対応している。
新製品は、通信事業者やインターネットサービスプロバイダ、ソーシャルネットワーキングサービス、電子商取引サービスなどが提供する各種サービスを1つのIDで利用するシングルサインオン(SSO)のための認証規格「OpenID」に対応する。
従来は、ユーザーがサービスごとに利用するIDを登録、管理したり、ログオンしたりする手間があったが、事業者同士がOpenIDを利用したID連携を導入することによって、ユーザーの利便性が向上するという。
新製品の価格は機能のカスタマイズを含めて個別見積りとなる。同社では今後3年間に300システムの販売を計画している。
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