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» 2008年10月06日 08時56分 UPDATE

Google、データセンターの環境対策を説明 (1/2)

Googleは、同社のデータセンターはほかよりエネルギー効率が高いと主張しているが、懐疑的な意見もある。

[Clint Boulton,eWEEK]
eWEEK

 米Googleは自社のインフラの正確な構成については非常に口が重い。例えば、サーバの台数やどこのベンダーの機器を使っているかを聞いても、意味ありげな笑顔を返されるだけだ。

 同社は世界中の数十カ所のデータセンターで使っているコモディティサーバの台数を明らかにしたくはないが、環境対策が正式に新たな「善」となった今、全般的な取り組み、基本的な対策でも、同社のサーバとデータセンターがほかよりもどれだけ電力効率が高いかを解説するWebサイトを立ち上げた。

 同社はこのサイトで、「Googleで検索している間にユーザーのPCが消費する電力が、当社が検索結果を返すのに使う電力よりも大きくなる」と主張するレベルにまでデータセンターの消費電力を減らすために何をしたのかを詳説している。

 この公式が何を証明するためのものかは不明だが、Googleはデータセンターの効率を高める5段階の計画を示している。要するに、Googleは、いい電圧調整器を使い、グラフィックスチップを避け、冷却ファンを賢く使っているため、同社のサーバはほかよりも効率的だと主張している。

 冷却と言えば、Googleは機器の冷却に気化水も使っている。この水を再利用して、飲料水を余分に使うことを避けている。2010年までには、同社が利用する水の80%を再利用水でまかなうようになると同社は述べている。

 GoogleはPUE(Power Usage Effectiveness)指標を使っており、一部業界観測筋は同社がこの点で何らかのごまかしをしているのではないかと厳しい目を向けている。PUEは、データセンターの総消費電力と、データセンターのIT機器の消費電力の比率。

 PUEが2.0だとすると、IT機器が1ワットを消費するたびに、IT機器への電力供給と冷却に1ワットが費やされているということになる。理想的なPUE値は明らかに1.0だが、それは達成不可能だろう。Googleは6カ所のデータセンターの平均PUEは1.2で、驚異的だと主張している。

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