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» 2008年10月30日 07時52分 公開

IBM、オンラインバンキング用セキュリティUSBデバイス「ZTIC」を開発

PCに接続したZTICが直接銀行のサーバにアクセスすることにより、たとえマルウェアに侵されたPCからでも安全に口座取引できるとしている。

[ITmedia]

 米IBMは10月29日、オンラインバンキングを利用する際に、利用者と銀行をハッカーから守るUSBデバイス「Zone Trusted Information Channel(ZTIC)」のプロトタイプを開発したと発表した。試験運用のため銀行に提供する準備が整ったとしている。

ztic

 ユーザーがZTICを接続したPCで銀行口座にログオンすると、ZTICが銀行のサーバとセキュアな接続を確立し、PCの画面だけでなくZTICに組み込まれた小型ディスプレイにも取引内容が表示される。PC画面に表示されている取引内容がZTIC画面と異なる場合、マルウェアに画面情報が操作されていると判断できるので、ZTICのキャンセルボタンを押すことで取引をただちに停止することができる。

 ZTICは、メモリ、小型ディスプレイ、2つのコントロールボタン(OKとキャンセル)を搭載。ソフトはSSL/TLSサーバで求められるすべての暗号アルゴリズムを含むTLSエンジン、クライアントとサーバ間で交換されるデータを分析するHTTPパーサー、USBストレージとしてのプロファイルに加えネットワークプロキシを実装するカスタムシステムソフトで構成されている。

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