ドコモ、企業向け携帯電話管理サービスの機能を強化情報漏えいや不正使用の抑止に

ビジネスmoperaあんしんマネージャーに、遠隔操作でデータを消去したり、設定を強制変更したりできる機能を追加する。

» 2008年11月17日 17時56分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは、企業向け携帯電話管理サービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」にセキュリティの新機能を11月19日から提供する。情報漏えい対策や社員による不正利用を抑止できるという。

 提供する新機能は、「遠隔初期化」と「遠隔カスタマイズ」の2種類。遠隔初期化機能では、管理者が管理対象の携帯電話端末内に保存されたデータ(電話帳、発着信履歴、メール、静止画、スケジュールなど)を遠隔操作で初期化する。一部機種では外部メディアのデータも初期化できる。

 遠隔カスタマイズ機能では、管理対象端末の機能制限や設定内容を強制変更できる。カメラや電話帳、赤外線通信、ワンセグ視聴などの使用を禁止できる。

 対応端末は、遠隔初期化機能がF-01A、F-03A、P-01A、P-02A、P-03A、P-04A、P-05A、SH-01A、SH-03A、SH-04A、N-01A、N-02A、N-05A、F905iBiz、F1100。遠隔カスタマイズ機能が、F-01A、F-03A、F905iBiz。

 2つの機能を利用するには、契約回線数に応じた月額のオプション料金がかかる。遠隔カスタマイズ機能では別途、1回の操作につき315円が必要になる。

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