NTTドコモ、携帯電話の法人向けセキュリティ機能を強化

社員のiモード履歴検索や端末の製造番号で操作をロックできるようになる。

» 2008年07月14日 18時22分 公開
[ITmedia]

 NTTドコモは7月14日、法人契約者向けに提供する携帯電話のセキュリティサービス「ビジネスmoperaあんしんマネージャー」を機能強化すると発表した。新機能を8月8日から順次開始する。

 新たに開始するのは「iモードアクセス履歴検索」と「ケータイ指定ロック」の2種類。iモードアクセス履歴検索は、社員がiモード経由して利用したWebサイトへのアクセス履歴や、電子メールの送信/受信履歴、フルブラウザでのアクセス履歴を管理者が検索できる。社員が業務とは関係のないインターネット利用をしていないか確認できる。

 ケータイ指定ロックは、端末の製造番号で操作をロックするもの。従来のサービスはFOMAカードの電話番号でロックしていたが、新サービスでは端末を取得した第三者がFOMAカードを差し換えて利用を試みても不正使用を阻止する。

 提供開始時期は、ケータイ指定ロックが8月8日、iモードアクセス履歴検索が9月上旬からで、利用料はいずれも無料となっている。

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