Firefox向けGoogle Toolbar 5 βに「Chrome的」新機能

Firefox向けGoogle Toolbarで新規タブを開くと、Chromeと同じようなサムネイル表示ができるようになった。

» 2009年01月31日 08時24分 公開
[ITmedia]

 米Googleは1月30日、Firefox向けの「Google Toolbar 5」βに新機能を追加したことを明らかにした。Google Toolbarのページからダウンロードできる。

 このバージョンでは、新規タブページをカスタマイズできるようになった。従来のFirefoxで新しいタブを開くと空白ページが表示されるが、この機能により、ブランクページの代わりに、ユーザーのお気に入りのサイトのトップページを最高9サイトまでサムネイルで表示できる。

toolbar

 閉じたばかりのページやお気に入り登録をしたページをサムネイルに表示することも可能だ。サムネイルは編集でき、新規タブを空白ページとして開く設定に戻すこともできる。間違ってタブを閉じたり、一度閉じたページをもう一度開きたい場合、またお気に入りページをまとめて開きたい場合など、新規のタブページを開くだけで済む。こうした機能はGoogleのWebブラウザ「Chrome」で実現されている。

 またこれらのデータはブラウザにローカルで保存されるため、どのページを頻繁に閲覧しているかなどのユーザー情報がGoogleに送られることはないという。

 この機能は一部のタブ関連のアドオンとコンフリクトする場合がある。また現時点ではFirefox 2には対応していない。

 このほかに、ヘブライ語とアラビア語ユーザーのために、テキストを右から左に表示することができるようにし、幾つかのバグも修正したとしている。

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