Roundcube Webmailに2件の脆弱性、更新版で対処

オープンソースのWebメール「Roundcube Webmail」に、2件のクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が見つかった。

» 2009年11月04日 16時03分 公開
[ITmedia]

 オープンソースのWebメール「Roundcube Webmail」に2件のクロスサイトリクエストフォージェリの脆弱性が見つかり、情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERTコーディネーションセンターが11月4日付で情報を公開した。

 2件の脆弱性はRoundcube Webmail 0.2.2までのバージョンに存在するもので、それぞれ異なるものだという。悪用された場合に、ユーザーが意図しない情報を登録されたり、メールを送信されたりする恐れがある。

 開発元のRoundcube Webmail Projectは、10月31日に公開したバージョン0.3.1で脆弱性に対処した。同バージョンでは複数のバグやメール作成中のファイルアップロード機能の改善なども図っており、ユーザーへ更新するよう促している。

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