ユーザー数に応じたメール暗号化サービス、サイバートラストらが提供

サイバートラストとデジタル・インフォメーション・テクノロジーは、S/MIMEによる暗号化をユーザー数ライセンスで利用できるサービスを始めた。

» 2009年12月01日 16時54分 公開
[ITmedia]

 サイバートラストとデジタル・インフォメーション・テクノロジーは12月1日、S/MIMEを利用した電子メール暗号化サービス「cybertrust sealed mail」を開始した。

 同サービスは、2社が共同開発した暗号化ゲートウェイ「cybertrust sealed mail ES」で自動的に電子メールをS/MIMEで暗号化する。企業に貸与するcybertrust sealed mail ESと、電子メール暗号化専用鍵発行管理サービス「cybertrust sealed mail KMS」で構成される。

 S/MIMEは、暗号化する際にあて先数に応じた電子証明書が必要なことから、多額のコストが伴う課題があった。2社のサービスでは電子証明書の枚数ではなく、cybertrust sealed mail ESを導入する企業のユーザー数に応じて課金する仕組みを採用。これにより、S/MIMEの利用に伴う負担を軽減する。

 年間利用料は(アクティブ+スタンバイ構成、保守サポート含む)が150万円、年間ユーザーライセンスが100ユーザーの場合で24万円となっている。

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