QuickTimeにリモートで悪用される恐れのある脆弱性が存在するとの情報が公開された。
米SANS Internet Storm Centerは、Appleのメディア再生ソフトQuickTimeの脆弱性に関する情報がセキュリティ情報サイトなどに公開されていると伝えた。
それによると、QuickTimeにバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、細工を施した.movファイルを使ってリモートで悪用される恐れがあるという。この情報は、オランダのセキュリティ企業などが報告したもので、脆弱性情報サイトのBugtraqにも情報が掲載された。
SANSには、この脆弱性を突いたエクスプロイトによって最新バージョンのQuicktime 7.6.5がクラッシュしたとの情報も寄せられているという。
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