NRIセキュア、Web型マルウェアを24時間監視する新サービス

NRIセキュアテクノロジーズは、マルウェアによるWebサイトへの攻撃を24時間体制で検知する新サービスを始めた。

» 2010年02月04日 17時24分 公開
[ITmedia]

 NRIセキュアテクノロジーズは2月3日、マルウェアによるWebサイトへの攻撃を24時間体制で監視する「Web感染型マルウェア検知サービス」を始めた。日米3拠点で対応する。

 新サービスは、セキュリティ対策を回避してWebサイトへの侵入を試みるマルウェアを、同社が日米に開設するインシデントレスポンス拠点の運用監視メンバーが定期的に巡回して監視する。

 検知には、自社開発した制御プログラムとフォティーンフォティ技術研究所のマルウェア検知エンジン「Origma+」で構成する監視プログラムを利用。近年は新種マルウェアが急増し、固有のマルウェアを検出するウイルス定義ファイル方式では対応が難しいことから、マルウェアに共通する特徴を解析して検知するOrigma+を採用したという。

 監視状況やマルウェアに感染した場合の分析結果は、月次リポートで提供する。利用するには複数ドメインを監視できる専用サーバが必要。料金は監視サーバ1台当たり月額36万8000円(税別)となる。

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