- ピンチのときこそ、リラックス
- 有権者の本当の望みを知れ
- 「目的は何か」を問い続けよ
- 「解決」より「予防」が安上がり
- 「現状でのコスト」>「変化に伴うリスク」であれば改革せよ
- 額縁を変えて絵を見よ
- 「システム思考」をせよ
- 新しいカテゴリーをつくれ
- 「出発点はお金」を肝に銘じよ
- 「よい答え」より「よい質問」
- 「どちらか」ではなく「どちらも」選べ
- 情報の「よしあし」はそれを知る時期で決まる
- 「ノー」の返事は自分への問いである
- 安心できるゾーンに留まらない
- スタート時には「4C」が必要だ
- ストーリーを語れ
- 「効率よいもの」より「掘り出しもの」
- 「知っている」と「やっている」はまるで別物
- 「雑音」を減らし、「信号」を発せよ
- 戦略戦ではスピードがカギを握る
- 「世界の人々を魅了できるか?」と問い続けよ
- 自分が「本当に売っているもの」を知れ
- 「朝目覚めさせるもの」と「夜眠れなくするもの」は何か
- 勝つために、ゲームのルールを変えよ
- 顧客の期待感をひたすら高めよ
- 人への投資がお金を生む
- 「メーガン・スミスの3つのルール」を知れ
- 「よいデザイン」より「偉大なデザイン」
- 正しい言葉を正しい位置に
- 全方位でイノベーションを起こせ
- 「自分ブランド」の発信法を知れ
- 「コンテンツ」より「コンテキスト」
- 演じる自分を自覚する
- 迷ったときにはシンプルに
- 忠誠心は「双方向」
- 「お金」よりも「気持ち」のマネジメント
- 「適切な資金」を集めよ
- 目の前の問題からはじめよ
- 「真剣な遊び」のやり方を知れ
- ITの真価を考えよ
- 「リーダーの仕事」について真剣に考えよ
- 自分と違った人間を大切にせよ
- 「学歴」と「才能」を混同するな
- 自分の専門が必要だ
- 失敗を讃美せよ
- 現実的な理想主義者となれ
- 自分を世界の中心に置け
- 「象徴」となるプロジェクトをつくれ
- 最後に勝つのは「開かれた人間」
- 調子のよいときに「強み」を見直せ
- 仕事に厳しく、ユーモアは忘れずに
- 至る所に学ぶべき先生が溢れている
「すでにどこかで言われていることばっかりだよね」と読み流すのは簡単なので、ルール18『「知っている」と「やっている」はまるで別物』を実践してみましょう。いま控えていただいた3つか4つのルールを自分なりにまとめるとしたら、皆さんは何を書きますか?
文献に当たる必要も検索する必要も、ありません。ルールのタイトルを見て「その通り!」と共感したのであれば、そう思わせる何らかの経験があったはずです。それを書いてみると、どうなるでしょうか。
以下の3つの問いに答えながらまとめるとよいでしょう。
- そのルールを持つきっかけとなった経験はどのようなものだったか?
- そのルールは、具体的にはどういうものか? 簡潔にリスト化するとどうなる?
- So What?そのルールから何を言いたいのか? それをどう使えばよいのか?
本書の52のルールはすべて、これらの問いに答えるかたちで構成されています(実際には"So What?"という見出しで区切られている、二段構成です)。先に述べたように、著者はアカデミックな研究成果や他の著作からの引用によってではなく、すべて自分の経験によってこのルールを語っています。
実際に書き出すのは大変かもしれませんが、頭の中でそういった作業をしてから気になるところを読んでいくと、かなり楽しめるでしょう。著者の経験の豊かさや見識の深さを味わえます。
わたしはまず通読し、『48 「象徴」となるプロジェクトをつくれ』でマイルールを書きました。本書に戻ってみると、通読したはずだったのに著者とはまったく違う主張をしていて笑ってしまいました。それでも、自分なりに語れるネタと、そこから自分なりのルールを引き出せたことに満足しています。
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