Photoshop CS4に深刻な脆弱性、Adobeがアップデートを呼び掛け

脆弱性を突いた悪質なTIFFファイルを開くと、システムを制御されてしまう恐れがある。

» 2010年05月06日 08時20分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは、Photoshop CS4に深刻な脆弱性が見つかったとして4月30日付でアドバイザリーを公開し、更新版へのアップデートを呼び掛けた。

 アドバイザリーによると、脆弱性はPhotoshop CS4のバージョン11.0.0に存在する。この問題を突いた悪質なTIFFファイルをユーザーがPhotoshop CS4で開くと、システムを制御されてしまう恐れがある。

 同社はWindows版、Mac版とも、更新版のPhotoshop CS4 11.0.1で脆弱性を解決した。なお、Photoshop CS5はこの脆弱性の影響を受けないとしている。

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