Microsoftの月例セキュリティ情報は日本時間の11日未明に公開予定。14件のうち8件が「緊急」となる
米Microsoftは8月10日(日本時間の11日未明)に過去最多となる14件の月例セキュリティ情報を公開し、Windows、Officeなどに存在する合計34件の脆弱性に対処する。5日の事前通知で明らかにした。
Microsoftによると、14件のセキュリティ情報のうち、深刻度が最も高い「緊急」レベルが8件を占め、残る6件は1段階低い「重要」レベルとなる。脆弱性はWindows、Office、Internet Explorer(IE)、開発ツールのSilverlightなどに存在する。
特にIEの脆弱性は、IE 8/Windows 7を含めサポート対象の全WindowsとIEに深刻な影響を及ぼす。Officeの脆弱性はMac版にも影響する。
このほか悪意のあるソフトウェア削除ツールの更新版も、セキュリティ情報と併せて公開を予定している。
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