Mac OS X 10.6のアップデート公開、深刻な脆弱性に対処

Mac OS X 10.6〜10.6.5までのバージョンに存在する深刻な脆弱性に対処した。

» 2011年01月07日 07時44分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Appleは1月6日(現地時間)、Mac OS X 10.6「Snow Leopard」のセキュリティアップデートとなる「Mac OS X 10.6.6」を公開し、1件の深刻な脆弱性に対処した。

 同社のセキュリティ情報によると、脆弱性はパッケージ管理ソフトのPackageKitでディストリビューションスクリプトを処理する方法に存在する。この脆弱性を突かれると、ソフトウェアアップデートで更新の有無をチェックする際に中間者攻撃を仕掛けられ、アプリケーションが突然終了したり、任意のコードを実行されたりする恐れがあるという。

 更新の対象となるのは、Mac OS X/Serverの10.6〜10.6.5までのバージョン。それよりも前のバージョンはこの脆弱性の影響を受けないとしている。

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