Google Docsで文書を共同編集しながらチャットする「ディスカッション」に、コメントを見やすくする幾つかの機能が追加された。
米Googleは6月8日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Google Docs」の「ディスカッション」に幾つかの機能を追加したと発表した。
ディスカッションは、Googleが3月に公開したチャット機能。ドキュメントを共有しているメンバーで、共同編集しながらリアルタイムでコメントを交換できる。
今回追加になった新機能は以下の通り。
ドキュメントのテキストを選択し、右クリックしてコメントを入力すると、「ディスカッションを表示」で表示されるコメントペインで、どの部分についてのコメントかが表示され、その部分をクリックするとドキュメント上の該当部分に移動できる。
コメントペインの上部に「ドキュメントの統計情報を表示する」が追加され、ここをクリックすると過去7日間にそのドキュメントが開かれた回数とディスカッションされた回数のグラフが表示される。
ドキュメント上に表示されるコメントスレッドが長くなると自動的に折りたたまれ、クリックすると全部読めるようになる。
ディスカッションに新しいコメントがあるとGmailに通知する機能で、これまでは逆時系列(新着コメントが先頭)にコメントが表示されていたが、引用テキストと最新のコメントがトップに表示され、その下にすべてのコメントが時系列に表示されるようになった。
これらの機能は既に日本語版でも利用できる。ただし、ディスカッション機能の追加以前に作成したドキュメントでは、ディスカッション機能自体が使えない。
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