マツダがOracle製品を包括的に採用 グローバル経営を強化

120の国と地域でビジネス展開するマツダは、グローバル経営の強化に向けて新たなITビジネス基盤を構築する。

» 2011年10月05日 07時07分 公開
[伏見学,ITmedia]

 自動車大手のマツダは、グローバル経営の強化を目的に次世代ITビジネス基盤を構築する。システムを提供した米Oracleおよび日本オラクルが発表した。

 マツダが導入するのは、データベースマシン「Oracle Exadata Database Machine」、および、経営管理ソリューション「Oracle EPM System」、ビジネスインテリジェンス(BI)製品「Oracle Business Intelligence Applications」、顧客管理ソリューション「Siebel CRM」などのソフトウェア製品群。業務アプリケーションからミドルウェア、データベース製品までを包括的に採用することで、システムのグローバル標準化、導入期間の短縮化、運用・保守コストの抑制などを目指す。

 現在マツダは約120の国・地域でビジネスを展開しており、グローバル規模でのシステム開発や保守効率の向上を検討していた。そうした中、システム機能の追加と変更を柔軟に行うSOA(サービス指向アーキテクチャ)の導入、標準プロセスを組み込んだパッケージ製品の積極的な活用を重視し、同社製品の採用を決定した。

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