IEの自動アップグレード、日本でも3月中旬から

Internet Explorerの自動アップグレードが日本でも3月中旬から始まる。

» 2012年03月06日 16時54分 公開
[ITmedia]

 日本マイクロソフトは3月6日、Internet Explorer(IE)の自動アップグレードを日本でも今月中旬から始めると発表した

 Windows Updateを通じ、最新のIEに自動的にバージョンアップする。Windows Updateの設定で自動更新が有効になっていれば、ユーザーはインストール作業などを行う必要はなく、IEの次回起動時に「ようこそ」画面が表示されてアップグレードしたことが知らされる。

 アップグレードされるIEのバージョンはOSによって異なり、Windows XP SP3でIE 6/7を使っている場合はIE 8が、Vista SP2でIE7/8を、Windows 7でIE 8を使っている場合はそれぞれIE 9が自動的に導入される。

 同社は自動アップグレードを実施する理由として、古いバージョンのWebブラウザを狙った攻撃が急増していることを挙げ、最新版にアップグレードすることでセキュリティを向上できるとしている。また最新のWeb標準技術への対応なども行えるとしている。

 企業など、アップグレードについて独自のプランを持っているユーザー向けに、自動配布の無効化ツールキットを配布する。

 MicrosoftはIE 6の“撲滅”を進めており、今年1月には米国でIE 6のシェアが1%を切ったとして祝っていた。

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