日本HP、無停止サーバに高速化機能の強化版を追加

ストレージにSSDを利用できるほか、コア単位の新たなライセンスを導入する。

» 2012年04月17日 12時20分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月17日、無停止サーバ「HP Integrity NonStop BladeSystem」に高速化機能を強化した新製品を発表した。ミッションクリティカル分野での同製品の活用を支援するという。

 新製品では対応ストレージに200GバイトのSSDを追加。独自ツールの「SMARTSSD Wear Gauge」を利用してSSDの利用状況の把握とサーバ全体の監視を一元的に行えるほか、SSDのボリュームを複数に分割して管理できるようになった。

 またコア単位の新ライセンスの「コア・ライセンシング」も導入した。54000cおよび54000c-cgでは1つのプロセッサに含まれる4コアのうち初期状態では2コアだけを利用し、急激なトランザクションの増加などの際には、ライセンスファイルを追加するだけで4コアを利用できる。2コアに対して約1.72倍程度のパフォーマンスが得られ、コストは4コアを最初から導入する場合に比べて約6割程度に抑えられるという。

 搭載可能な最大メモリ容量も48Gバイトから64Gバイトに増強し、SSDやコア・ライセンシング利用時に必要なメモリ容量を確保できるようにした。

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