Google、Chrome安定版のセキュリティアップデートを公開

[鈴木聖子，ITmedia]

　米GoogleのWebブラウザ「Chrome」安定版のセキュリティアップデートが4月30日付で公開された。OSはWindows、Mac、Linuxに対応している。

　最新版の「Google Chrome 18.0.1025.168」では計5件の脆弱性に対処した。このうち「浮動小数処理に関する解放後使用問題」などの3件については、同社の5段階評価で危険度が上から2番目に高い「High」と評価されている。このレベルの脆弱性を突かれた場合、サンドボックスの制限区域内で任意のコードを実行されたりする恐れがある。

　脆弱性情報を寄せた社外の研究者には、1000ドルの賞金が贈呈された。