Oracleが、FacebookやGoogle+、Instagramなどでのマーケティングキャンペーンをサポートするクラウドベースのツールを手掛けるVitrueを買収する。
米Oracleは5月23日(現地時間)、企業向けソーシャルマーケティングツールを手掛ける米Vitrueを買収することで合意に達したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていないが、米TechCrunchは約3億ドルと伝えた。
Vitrueは2006年創業のジョージア州アトランタに拠点を置く非公開企業。企業がFacebook、Google+、Twitter、YouTube、Instagram、Pinterestといったソーシャルサービス上でマーケティングキャンペーンを展開するためのSaaSベースのツールを提供する。McDonald's、IKEA、Skype、Samsungなど、多様な企業が同社のツールを利用している。
OracleはVitrueの技術を、Oracleのソーシャルデータ管理・分析サービスに統合することで、顧客に包括的なソーシャルリレーションシッププラットフォームを提供できるとしている。
取引は2012年夏に完了の見込み。
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