日本HP、HANA対応アプライアンスのラインアップを拡充

インメモリDB「SAP HANA」に対応した新たなアプライアンス製品を日本HPが国内で販売開始する。

» 2012年06月28日 19時43分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月28日、SAPのインメモリデータベース「SAP HAHA」に対応した新たなアプライアンス製品を日本でも同日から販売開始すると発表した。

 HPは現在、グローバル全体で「ソリューション」「サービス」「ソフトウェア」「インフラストラクチャ」という4つの柱を軸に戦略を推し進めている。中でもコアとなる事業がハードウェアを中心としたインフラストラクチャ分野である。昨年にはサーバ、ストレージ、ネットワークを統合した新たな製品群「HP Converged Systems」を発表するとともに、具体的なアプライアンス製品として、仮想化環境向けの統合ソリューション「HP VirtualSystem」、クラウド基盤ソリューション「HP CloudSystem」、特定用途アプリケーション向けの「HP AppSystem」をリリースしている。

 今回新たに提供されるのが、HANAに対応したスケールアウト型ソリューション「HP AppSystem for SAP HANA Scalable XL」だ。ブレードサーバ「HP ProLiant BladeSystem」とHANA用ストレージである「HP P6500 Enterprise Virtual Array」を採用したストレージシステム「HP X9300 IBRIX Network Storage System」などを実装し、最大4ラック、16ノード、64CPU、640コア、8テラバイトまで拡張可能だという。

 最小構成価格は、6937万2000円から。

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