分散トランザクション処理基盤の最新版を提供開始 日本オラクル

クラウドに対応し、複数のアプリケーション言語をサポートする分散トランザクション処理基盤「Oracle Tuxedo 12c」を日本オラクルが提供開始した。

» 2012年11月28日 19時43分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは11月28日、C、C++、COBOLアプリケーション向け分散トランザクション処理基盤の最新版「Oracle Tuxedo 12c」の提供を開始した。

 新製品はクラウド環境に対応。アプリケーションサーバ専用機「Oracle Exalogic Elastic Cloud X3-2」と組み合わせることで、既存アプリケーション資産を少ない工数でオープン環境へ再ホスティングすることが可能になる。その結果、追加の投資コストと運用コストを抑制しながら、クラウド活用を視野に入れた基幹システムの刷新を実現できるという。

 また、新製品は複数のアプリケーション言語をサポート。従来のC、C++、COBOL、PHP、Python、Rubyに加え、Javaで記述したアプリケーションの共存を可能にし、既存または新規に開発したアプリケーションを同一基盤上で統合する。アドオン製品である「Oracle Tuxedo Message Queue 12c」を活用することで、トランザクション管理やエンタープライズメッセージングアプリケーションの構築が可能となる。

 価格は、プロセッサ当たり652万1700円(税抜)。

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