USBメモリサイズのスティック「Dell Wyse Project Ophelia」をテレビやディスプレイのMHLポートに挿し、Bluetoothキーボードを接続することでテレビでクラウド上のコンテンツを操作したりネットサーフィンできる。
米Dellは1月8日(現地時間)、MHLポートを持つテレビやディスプレイに挿すことでテレビでクラウドやリモートデスクトップを操作できるようにするAndroid搭載スティック「Dell Wyse Project Ophelia」を発表した。2013年上半期に発売の見込み。価格は発表されていない。
Project Opheliaは、Dellが昨年4月に買収したクラウドクライアントコンピューティング企業Wyse Technologyの製品。少し大きめのUSBメモリ程度のサイズで、テレビやディスプレイに接続することでWindowsのリモートデスクトップやクラウドに安全に接続できるという。Wi-FiとBluetoothを搭載しているので、キーボードやマウスを接続して操作できる。
搭載するOSはAndroid 4.0(コードネーム:Ice Cream Sandwich)。WebブラウジングやAndroidアプリの操作も可能だ。Citrix、Microsoft、VMwareのサービスに対応する。MHLポートから電源を供給するので、バッテリーは内蔵していない。
Dellは、このスティックをビジネスとプライベートの両方での活用を想定している。例えば、オンラインゲーマーは大画面テレビでゲームを楽しめるし、営業マンは相手先にあるディスプレイで用意したプレゼン資料を表示できる。
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