Google、「Chrome 24」のアップデートを公開 複数の脆弱性に対処

アップデート版の「Chrome 24.0.1312.56」では、合計5件の脆弱性に対処した。

» 2013年01月23日 07時15分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Googleは1月22日、Webブラウザ安定版「Chrome 24」のセキュリティアップデートをWindows、Mac、Linux向けに公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。

 Googleのブログによると、アップデート版の「Chrome 24.0.1312.56」では、合計5件の脆弱性に対処した。内訳は、同社の4段階評価で危険度が上から2番目に高い「High」が3件、下から2番目の「Medium」が2件。

 危険度が高い脆弱性のうち、「カンバスフォント処理における解放後使用」の問題を発見した研究者には1000ドルの賞金が贈られた。また、「サポートされていないRTCレートによるクラッシュ」はMacのみに存在する問題。もう1件の「コンテンツブロッキングでアレイインデックスがチェックされない」脆弱性はGoogle社内で発見された。

脆弱性情報の提供者に賞金も

 このほかに、マウスホイールスクロールのパフォーマンスに関するバグなど3件の不具合が修正されている。

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