Microsoft、8件のセキュリティ情報公開を予告 IEのゼロデイ脆弱性も修正

8件のセキュリティ情報のうち、深刻度「緊急」は4件。IEの脆弱性に対処する累積的な更新プログラムも含まれる。

» 2013年10月04日 07時16分 公開
[鈴木聖子,ITmedia]

 米Microsoftは8件の月例セキュリティ情報を米国時間の10月8日(日本時間9日)に公開する。日本などで攻撃が発生しているInternet Explorer(IE)の脆弱性を修正する更新プログラムも提供予定。3日の事前通知で明らかにした。

 8件のセキュリティ情報のうち、深刻度が4段階評価で最も高い「緊急」レベルは4件ある。この中にはIEの脆弱性に対処する累積的な更新プログラムも含まれる。IEの脆弱性はWindows 8.1とIE 11の組み合わせも含め、IEの全バージョンが影響を受ける。既にこの脆弱性を突くコードが出回り、日本のサイトの改ざんやマルウェア感染も報告されている。

 このほかに、Windowsや.NET Frameworkに存在する緊急レベルの脆弱性を修正する。

 残る4件のセキュリティ情報は、いずれも深刻度が上から2番目の「重要」レベル。OfficeやSharePoint Server、Silverlightなどに存在する脆弱性の修正を予定している。

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