これまで男性ばかりだったTwitterの取締役会に、英出版大手Pearsonで16年間CEOを務めたマージョリー・スカーディーノ氏が初の女性取締役として参加する。
米Twitterが、同社初の女性取締役として、昨年10月に英出版大手PearsonのCEOの職を退いたマージョリー・スカーディーノ氏(66)を指名した。同社が12月4日(現地時間)に米証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかになった。
スカーディーノ氏は米The Georgia Gazetteや米Economistなどの記者を経て1997年にPearsonのCEOに就任し、同社の収益を3倍にした手腕の持ち主。Twitterの取締役に指名されるまで公のアカウントを持っていなかったようで、同氏の最初のツイートは本稿執筆10時間前の「Twitterの歴史に参加できて、こんなに興奮することはない」というものだった(New York Timesによると、非公開のアカウントは持っていた)。
Twitterが株式公開を発表して以来、同社の取締役や幹部に女性がいないことをNew York Timesなどが批判していた。
現在、同社の幹部チームは12人で、そのうち女性は2人(総務担当副社長と法務顧問)だ。
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