NECとウイングアーク、大規模ユーザー向けビッグデータ活用基盤を提供

NECとウイングアークは、両社のハードウェアと分析ソフトを組み合わせたビッグデータ活用基盤を大規模ユーザー向けに販売する。

» 2014年02月14日 17時00分 公開
[ITmedia]

 NECとウイングアークは2月14日、NECのスケールアップサーバ製品とウイングアークのBI(ビジネスインテリジェンス)/データ活用ソリューション「Dr.Sum EA」を組み合わせたビッグデータ活用基盤を発売した。

 提供するのは、NECのサーバ製品 「Express5800/A1080a」、ストレージ製品「iStorageMシリーズ」とDr.Sum EAで構成されるビッグデータ活用基盤。従業員数2万人以上の大規模企業や、100億件以上の大容量データを保持する企業に向けて提供するという。

 これに組み込むNECのサーバとストレージ製品は最大2テラバイトのメモリを搭載でき、大容量メモリを生かしてデータを高速処理する「オンメモリ処理」を行えるのが特徴。このハードウェアに、高速な集計/分析/レポーティング機能を持つ「Dr.Sum EA」を連携させることで、大容量データの処理に向くビジネス分析環境を実現するという。

 NECは2008年から「Dr.Sum EA」のOEM販売を行っている。両社は今後、BI領域の技術の相互共有を一層進めていくとしている。

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