2月7日から引き出しを停止しているビットコイン取引所のMt.Goxが、引き出し再開に向けた計画について説明した。
2月7日からビットコインの引き出しを停止している取引所のMt.Gox(マウントゴックス)は2月17日、“間もなく”引き出しを再開すると発表した。
Mt.Goxは東京を拠点とするビットコイン取引所。7日に引き出しのシステムエラー発生に対処するメンテナンスのため、一時的に引き出しを停止すると発表していた。
同社によると、ビットコインの実装に、支払い記録を偽装できてしまうバグがあったという。Mt.GoxはウォレットサービスBlockchain.infoの協力により、ビットコインの支払い記録を再インデックスして新たなNTX IDを生成することで新たなシステムを立ち上げる計画という。
同社はこの計画の進捗状況を20日に発表するとしており、引き出し再開はそれ以降になりそうだ。
ビットコインをめぐっては、有力取引所の1つであるスロベニアのBitstampがサービス拒否(DoS)攻撃を受け、システムに不具合が起きたとして12日に引き出しを停止した。Bitstampは15日に支払いを正常化している。
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