ネットアップ、2つのラインでストレージシステムの新製品

ハイエンド向けの「FAS8080 EX」とエントリーモデルの「FAS2500」シリーズを発表した。

» 2014年06月18日 15時38分 公開
[ITmedia]
FAS8080 EX

 ネットアップは6月18日、ストレージ新製品のハイエンドモデル「FAS8080 EX」と、エントリーモデルの「FAS2500」シリーズを発表した。最少構成での税別参考価格はFAS8080が2413万円、FAS2500シリーズが120万円となっている。

 FAS8080 EXは、最大400万IOPSの性能を持ち、QoS機能も提供する。高速処理と低遅延が求められるアプリケーション向けに、4.6ペタバイト以上のオールフラッシュアレイ構成が可能。約500テラバイトのフラッシュキャッシュを使ったハイブリッド構成にも対応する。スケールアウト型のアーキテクチャにより、約70ペタバイトまでの容量拡張や、600以上のI/Oコネクションの拡張がシームレスにできるという。

 一方、NetApp FAS2500シリーズは同社エントリーモデルの新標準に位置付けられ、フラッシュ対応によるワークロードを最大46%の高速化、データ利用効率の48%向上などを実現した。

 このほか、大企業やサービスプロバイダ向けの新サービス「NetApp Services for OnCommand Insight」も発表。異種混在環境のデータセンターでFAS8000シリーズを導入している顧客に最適化され、ビジネス要件に即したダッシュボードやレポート機能を利用してIT環境を分析できるようになるという。

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