「VMware vCenter Operations Management Suite 5.8.2」では、リモートコード実行などの脆弱性が修正された。
VMwareは6月24日、「vCenter Operations Management Suite」(vCOps)の深刻な脆弱性に対処した更新版をリリースした。
同社のセキュリティ情報によると、今回の更新版ではApache Strutsライブラリに存在する3件の脆弱性を修正した。悪用された場合、認証を経ずにリモートでコードを実行されたり、サービス妨害(DoS)を誘発されたりする恐れがある。
vCOps最新バージョンの5.8.2では、Apache Strutsライブラリをバージョン2.3.16.2に更新して、この問題に対処した。
VMwareはユーザーに対し、回避策を適用するか、vCOps 5.8.2にアップデートして脆弱性を修正するよう勧告している。
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